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性病に関するQ&A

性病のよくある質問集

一般的に性病の潜伏期間とはどれくらいなのでしょうか?
性病の潜伏期間は、かかった性病の種類や個人の体質などにより大きく変わります。また、自覚症状が少ない性病もあるため一概には言えませんが、性病の一般的な潜伏期間は以下の通りだと考えられています。
①クラミジア/1~2週間 ②淋菌/2~7日間 ③梅毒/約3週間 ④トリコモナス/約10日間 ⑤コンジローマ/1~6ヶ月 ⑥B型肝炎/1~2ヶ月
エイズ(HIV)は潜伏期間が長く、感染していても症状のない状態である無症状期という期間が続きます。人により異なりますが、無症状期は1~10年と他の性病と比較して長期にわたります。疑わしい性交渉があった後、約2~3ヶ月程度にてエイズ(HIV)の陰性・陽性確認はできます。無症状期であったとしても、性交渉時、相手に感染しますので、大切なパートナーにうつさないためにも、疑わしい性交渉があった場合は必ず検査を受けるようにしてください。
性感染症が増えている原因は何なのでしょうか?
現代は、若者だけでなく大人も性に対する意識が低下している印象で、不特定多数の相手とのセックスも珍しくはないのかもしれません。また併せて、性感染症の知識も低く、その結果、性感染症が拡大し増加していると考えられます。
セックス以外が原因でも性感染症になることはあるのでしょうか?
通常のセックス以外でも、口や舌を使う行為であるオーラルセックスなども性感染症の原因となる場合があります。
性病と性感染症(STD)に違いはあるのでしょうか?
性病とは、性行為により人から人へ感染する病気を指します。従来は梅毒、淋病、軟性下疳、鼠径リンパ肉芽腫の4種類でした。しかし、現在では新しい病気も増えてきたため、これらを総称し性感染症(STD)と呼んでいます。
包茎の人は性感染症にかかりやすいと言うのは本当なのでしょうか?
包茎は常にペニスが包皮で覆われているため、雑菌が溜まりやすく不衛生になりがちなことが原因で、性感染症にもかかりやすくなる可能性が高まると考えられています。
コンドームを使用することにより、性感染症には感染しないのでしょうか?
現在、性感染症への感染防止としてコンドームの使用は不可欠です。しかし、コンドームの使用により性感染症への感染はしにくくはなるものの、オーラルセックスによって感染する場合や、コンドームでは覆えない箇所からの感染が原因となる場合は、コンドームの有無に関係はありません。
性病検査の方法が知りたいのですが?
一般的に、医師による問診・検診の他に、尿や血液等を採取し検査します。性病・性感染症(STD)により異なりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

キスによって性病(性感染症)が感染する可能性はありますか?
キスによる性病(性感染症)への感染の可能性は考えられます。保菌者と健常者がオーラルセックスを行った場合、咽頭にウイルスが感染します。そして今回感染し保菌者となった方が、また別の健常者とキスをすると、その方にもウイルスが感染するおそれは十分考えられます。不特定多数と性交渉を持っていると認識できる方とのキスは出来うる限り避けた方が安全といえます。

性感染症の定期的な検査とは必要なのでしょうか?
性感染症の中には、性器ヘルペスやエイズ(HIV)などのように、感染しても自覚症状が少なく、ご自身で気付きにくいものもあります。このような場合、気づかないままでパートナーにも感染させる可能性があります。疑わしい行為がある場合は、定期的な検査を受けることも重要です。まずはお気軽にご相談ください。
自慰行為(マスターベーション)でも性感染症(STD)になりますか?
自慰行為だけによる性感染症(STD)の感染は考えにくいとは思います。
性病や性感染症(STD)は自然に治ることはあるのでしょうか?
自然治癒する性病や性感染症(STD)もありますが、基本的には治らないと考えた方がいいかと思います。ご自身で自然治癒したと判断し放置した結果、症状が悪化し、早期に治療した場合よりも治療が困難になることも考えられます。症状が軽くなったと感じても、医師へ相談するようにしてください。
性交渉自体は2年程度していないのですが、潜伏期間が2年もある性病・性感染症(STD)に感染している可能性は考えられますか?
潜伏期間が長い性感染症(STD)として、HIV感染症があげられます。感染していたとしても症状のない状態である無症状期が続き、無症候性キャリアと呼ばれます。その無症状期は短い方の場合で1年以内、長い型の場合10年以上継続すると言われています。潜伏期の長短に関係なく、疑わしい性交渉後およそ2ヶ月程度で陰性・陽性の確認は可能ですので、まずは医師への相談と検査を受けてください。
性交渉をした際に、パートナーのおりものに強烈な匂いを感じました。 コンドームをしていたのですが、性病・性感染症(STD)に感染した可能性はあるのでしょうか?
通常の女性のおりものは、個人差にもよりますが酸性なため少し甘酸っぱい匂いがあります。元々感じておられた匂いよりも異常に強くなっていると感じるのであれば、性病・性感染症(STD)の感染が疑われます。ただ、コンドームをされていれば、通常の性交渉であれば、性病・性感染症(STD)に感染する可能性はかなり低いと考えられます。パートナーの方とご一緒に検査を受けることもお考えになられてはどうでしょうか。
オーラルセックス(口による性交渉)だけでも性病になる可能性はあるのでしょうか?
性病・性感染症(STD)とは、陰部のみに症状が出る訳ではありません。オーラルセックスにより口腔内に感染し、それが陰部への感染へと繋がりますので、オーラルセックスだけでも性病になる可能性はあるとご理解ください。
キスだけでも性病・性感染症(STD)の感染の可能性はあるのでしょうか?
口腔内に性病を持っている方とキスをした場合、性病になる可能性は十分に考えられます。
タトゥーや刺青を入れた場合、血液感染などによって性病・性感染症(STD)感染の可能性は考えられますか?
タトゥーや刺青は、直接皮膚に墨を染色するため、細い針を抜き差しします。その針の使い回しが血液感染の一番の原因と考えらえれます。そのためタトゥーや刺青を入れた場合での性病・性感染症(STD)の可能性は十分に考えらルカと思います。針が使い回しされたかどうかを判断するには、直接そのタトゥーや刺青を入れた場所で尋ねるしかありませんが、簡単ではないと思います。なので、タトゥーや刺青を入れた経験がある方は、検査をされる事をおすすめします。
パートナーは、処女でした。処女と性交渉しても、性病・性感染症(STD)の可能性はありますか?
処女ではあるものの、オーラルセックスなどの性交渉の経験がある場合も考えられます。また性交渉の経験がなくとも血液感染や母子感染なども考えられます。ここのように様々なことが想定されるため、処女との性交渉という条件だけでは、感染の可能性が全くないとは判断できません。
友人が性病・性感染症(STD)に感染してしまったのですが、一緒に温泉やプールに入った場合、性病・性感染症(STD)の感染の可能性はあるのでしょうか?
温泉やプールの水の中での、性病・性感染症(STD)感染の可能性はかなり低いと考えます。しかし、プールや温泉の後のタオルの共有や水着の試着での共有などでは性病・性感染症(STD)感染が十分に考えられます。なので、感染している方とのタオルや水着の共有は、避けるようにしてください。
性病・性感染症(STD)が男性から女性に感染する確率と女性から男性に感染する確率はどちらが高いのでしょうか?
パートナーの数や性行為の趣味の多様化などの理由により、感染の確率を単に男女比のみで比較するのは困難です。ただし、感染している性感染症全体の場合、女性の方が罹患率は高いのですが、感染症の種類により異なっています。女性よりも男性の罹患率が非常に高い性感染症は淋菌感染症となっています。
ピンポン感染とはどういった状態なのでしょうか?
ピンポン感染とは、カップル(特定のパートナー)の間で性感染症を、うつしあうことを繰り返すことをいいます。このような場合、二人同時に検査・治療し完治することがなければ、いつまでも繰り返すことになります。

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