本来、性病とは特定の病気のことを指すのですが、最近では性交渉によって感染する病気(性感染症=STD)全体を指し、セックスをはじめとする性行為などによって感染する病気のことを指します。
主な性感染症は、淋病、クラミジア、梅毒、性器ヘルペス、ヒト・パピローマ・ウイルス、尖圭コンジローマ、トリコモナス、カンジタ、B型肝炎、HIVなどがあります。
性感染症を予防するには、「性交渉の際には必ずコンドームを着用」や「出血を伴うような性行為を行わない」などのような基本的な知識があれば、かなりの確率で感染を予防する事は可能です。性感染症は早期発見が一番重要。カラダに何らかの症状が現れた場合、また自覚症状がなくても疑わしい性交渉が行われた場合には、直ちにクリニックで検査を受信するようにしましょう。性感染症は自然治癒することがありません。早期発見による早期治療が最大の対処法です。
避妊のために定期的に低用量ピルを服用されている方や、避妊に失敗した場合にアフターピルを服用される方の中には、ピルそのものが性病予防につながると考えている方も少なくありません。しかし当然ながらピルには性病を予防する効果は期待できませんので、検査は必要です。低用量ピルを服用されている方も、性病予防のことを考えるとコンドームの着用は必須であり、またアフターピル服用後も、あやしいと思ったら検査が必要ですので注意してください。
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